スキルは、繰り返し行うワークフローの進め方を ChatGPT や Codex に教える指示やリソースをまとめたフォルダーです。MCP を利用するプラグインでは、ユーザーの目的に合わせてツールを組み合わせる方法をモデルに教えることで、サーバーの役割を補完します。
各スキルには、次の内容を記載した SKILL.md ファイルがあります。
- 名前
- どのような場合にスキルの使用を検討すべきかをモデルに伝える説明
- ワークフローを完了するための指示
- 必要に応じた参考資料、スクリプト、テンプレート、その他のアセット
MCP サーバーを補完するスキルの役割
MCP サーバーは、最新の情報と、制御されたアクションを提供します。スキルは、これらのツールをいつ、どの順序で呼び出すか、不完全な結果をどう扱うか、最終的な出力に何を含めるかといったワークフローを定義します。
たとえば、スキルでは次のような作業の進め方を定義できます。
- アカウントのアクティビティを取得し、顧客向けの説明資料にまとめる
- プロジェクトデータをレビューし、リスクを特定して、進捗報告の下書きを作成する
- 検索ツールと取得ツールを組み合わせ、出典を明示したリサーチのワークフローを構築する
- MCP の結果に組織の執筆基準やレビュー基準を適用する
役割の境界を明確にしてください。MCP サーバーは、データ、認証、認可、アクションを提供します。 スキルは、再利用可能な指示、例、テンプレート、 その他のリソースを提供します。 ワークフローに必要なのがパッケージに含まれる指示とリソースだけであれば、 スキルは MCP サーバーなしでも機能します。
スキルが起動する仕組み
モデルはまず、名前や説明などのスキルのメタデータを確認します。ユーザーのリクエストがスキルに合致する場合、またはユーザーがスキルを直接呼び出した場合に、指示の全文を読み込みます。
説明には、ユーザーの目的と、ワークフローを起動する条件を中心に記載してください。詳細な手順や出力要件は、指示の本文に記載します。
プラグイン内のスキル
スキルは、プラグインのワークフロー層を担います。次のような役割があります。
- プラグインの MCP サーバーが公開するツールの使い方をモデルに示す
- 組織固有の手順を、再利用可能なテンプレートや参考資料とともにパッケージ化する
- 最新のデータや制御されたアクションが不要な場合に、単独で動作する
スキルと MCP ツールの役割は、明確に分け、互いに補完するものにしてください。スキルはワークフローの進め方を説明し、MCP サーバーは最新の情報を提供して、アクションの実行を制御します。
続いてスキルの構築に進み、 スキルの作成、テスト、パッケージ化を行ってください。