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Flex 処理

Flex 処理でコストを最適化します。

Flex 処理では、応答に時間がかかり、リソースを利用できない場合がある代わりに、ResponsesChat Completions のリクエストを低コストで処理できます。モデルの評価、データの拡充、非同期ワークロードなど、本番環境以外で実行するタスクや優先度の低いタスクに最適です。

トークンの料金にはバッチ API と同じ料金が適用され、プロンプトキャッシュによる追加割引も受けられます。

Flex 処理はベータ版で、利用できるモデルは限られています。 対応モデルは料金ページに記載されています。

API の使用方法

Flex 処理を使用するには、API リクエストで service_tier パラメーターを flex に設定します。

Flex 処理の例
from openai import OpenAI

client = OpenAI(
    # increase default timeout to 15 minutes (from 10 minutes)
    timeout=900.0
)

# you can override the max timeout per request as well
response = client.with_options(timeout=900.0).responses.create(
    model="gpt-6-astra",
    instructions="List and describe all the metaphors used in this book.",
    input="<very long text of book here>",
    service_tier="flex",
)

print(response.output_text)

API リクエストのタイムアウト

Flex 処理は処理速度が遅いため、リクエストがタイムアウトしやすくなります。タイムアウトに対処する際は、次の点を考慮してください。

  • デフォルトのタイムアウト:公式の OpenAI SDK で API リクエストを行う場合、デフォルトのタイムアウトは 10 分 です。長いプロンプトや複雑なタスクでは、この時間を延長する必要がある場合があります。
  • タイムアウトの設定:各 SDK には、タイムアウトを延長するためのパラメーターが用意されています。Python と JavaScript の SDK では、上記のコードサンプルに示すように timeout を使用します。
  • 自動再試行:OpenAI SDK は、エラーコード 408 Request Timeout が返されたリクエストを自動的に 2 回再試行してから例外をスローします。

リソース利用不可エラー

Flex 処理では、リクエストを処理するためのリソースが不足し、エラーコード 429 Resource Unavailable が返される場合があります。 この場合、料金は発生しません。

リソース利用不可エラーへの対処として、次の方法の実装を検討してください。

  • 指数バックオフによるリクエストの再試行:指数バックオフは、遅延を許容でき、コストを最小限に抑えたいワークロードに適しています。処理容量に余裕ができた時点で、リクエストを完了できるためです。実装の詳細は、こちらの Cookbookを参照してください。

  • 標準処理によるリクエストの再試行:リソース利用不可エラーを受け取った際、ユースケース上、一時的にコストが高くなっても処理の確実な完了を優先したい場合は、標準処理で再試行する方法を実装してください。再試行するリクエストで service_tierauto に設定するか、service_tier パラメーターを省略してプロジェクトのデフォルトモードを使用します。