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2026年2月26日 Codex

Codex と Figma でフロントエンド UI を構築

Codex と Figma を使い、実際に動作するインターフェースを Figma に取り込んで磨き上げ、変更を Codex に戻します。

著者: Yarden Katz, Product Manager, Figma

Codex と Figma でフロントエンド UI を構築

本日から、Figma MCP サーバーを使って Codex から Figma のデザインファイルを生成できるようになりました。この MCP サーバーは双方向の連携に対応しています。動作する UI を Figma のキャンバスに取り込むのも、コードに戻すのも簡単です。最初のアイデアにとどまらず、最も優れたアイデアを形にできます。

Codex のデスクトップアプリは、エージェント型コーディングに特化して設計されています。プロジェクトをまたいで複数のエージェントを並行して管理し、コンテキストを保ちながら進捗を追跡し、外部ツールを連携させるための専用インターフェースを備えています。このようなスムーズな作業の進め方は、Figma でもおなじみです。Figma では、チームが同じように自在に作業を進められます。キャンバスは試行錯誤を重ねるために設計されており、優れたアイデアをじっくり形にできる場所です。Figma のキャンバスと Codex をつなぐことで、自由に試行錯誤する姿勢を開発ワークフローにそのまま持ち込めます。プロトタイプから本番用アプリケーションまで、幅広いものを構築するための強力な新しい手段となります。

デザインから始めるアプリ開発

Figma MCP サーバーの主なユースケースの一つは、Figma ファイルからコンテキストを取得し、コード生成に活用することです。Figma MCP サーバーは、開発プロセスの一環として Figma Design、Make、FigJam のファイルから情報を取得し、Codex に渡すことができます。

まず、アプリケーションの元にする Figma ファイルを開きます。対象のフレームを右クリックし、「形式を指定してコピー」、「選択範囲へのリンクをコピー」の順に選択します。

この選択範囲の URL は、Figma のキャンバス上のフレームやノードに直接リンクしています。リンク先は単一の要素の場合も、複数のコンポーネントの場合もありますが、いずれもエージェントがコード生成に使う元データです。選択範囲は Figma Design、Make、FigJam のファイルから取得できます。URL を取得したら Codex を開き、新規または既存のプロジェクトを選択します。そこから、次のようなプロンプトで Codex に指示できます。

help me implement this Figma design in code, use my existing design system components as much as possible.

このようなプロンプトで、Figma MCP サーバーの get_design_context ツールを呼び出すようエージェントに指示できます。このツールは、レイアウト、スタイル、コンポーネント情報など、デザインの重要な情報を Figma ファイルから抽出し、コード生成のためのコンテキストとして Codex に渡します。

Figma MCP サーバーには、デザイン情報の抽出以外にも便利なツールが多数あります。ツールの一覧はドキュメントでご確認ください

コードからキャンバスへ

コードで改良を重ねたら、デザインをキャンバスに戻してフローを比較したり、別の案を試したり、想定を検証したりしたくなるでしょう。Figma MCP サーバーを使えば、ブラウザを見ながら手作業で再現することなく、画面を簡単に Figma に戻せます。generate_figma_design ツールを使うと、実際に動作するインターフェースを、わずか数秒ですべて編集可能な Figma のフレームに変換できます。実際に機能する UI をキャンバスに直接取り込み、チームで協力しながら、さらに深く検討できます。

まず、アプリケーションの UI をレンダリングする必要があります。ローカルでも、一般に公開されたウェブサーバーでも構いません。そのうえで、新しい Figma デザインファイルを生成するよう Codex に依頼します。

続いて、Codex が次の手順を案内します。

  1. 新しい Figma ファイルを作成するか、既存のファイルを使うかを決めます。
  2. ファイルを配置するワークスペースを決めます。
  3. UI をキャプチャできるようにアプリケーションを設定します。
  4. 新しいブラウザセッションでアプリケーションを開きます。

アプリケーションが再読み込みされると、ページの上部に新しいツールバーが表示され、次のオプションを利用できます。

画面全体: 現在表示されている画面全体のレンダリング結果をキャプチャし、Figma ファイルに送信します。

要素を選択: キャプチャする特定のコンポーネントや要素をページ上で選択します。

ファイルを開く: Figma ファイルを開き、新しく作成されたデザインレイヤーを確認します。

Figma に転送したい情報をすべてキャプチャしたら、ファイルを開くか、Codex に戻るかを選べます。Codex には Figma ファイルの URL が用意されています。

行って戻って、MCP でつながる開発

アプリを構築し、デザインファイルも用意できたら、改良を重ねる準備は完了です。ここからは、Figma のキャンバスが備える機能を存分に活用できます。たとえば、次のような作業ができます。

  • デザインシステムのコンポーネントの追加
  • スタイル、フォント、色への変数の適用
  • レイアウトの調整と、注釈による指示の追加
  • さまざまなインタラクションや空の状態のデザイン
  • チームでの複数のバリエーションの作成と検討

UI を磨き上げたら、この記事の冒頭で紹介したのと同じ手順で、MCP サーバーを介して変更をアプリケーションに取り込めます。

コードとキャンバスがつながると、実装と試行錯誤をスムーズに行き来できます。この往復のプロセスによって、Figma MCP サーバーと Codex の連携が真価を発揮します。どこから始めても、スピードを犠牲にすることなく、価値のある高品質なアプリケーション体験を作り上げられます。

Figma MCP サーバーについて詳しくは、ドキュメントをご覧ください。または、Codex のデスクトップアプリに Figma MCP サーバーを直接インストールして、さっそく使ってみてください。