ブラウザは Codex CLI や Codex IDE 拡張機能では利用できません。組み込みブラウザを使うには、ChatGPT デスクトップアプリを開いてください。
ブラウザを使うと、ユーザーが主導権を保ちながら、ChatGPT にウェブサイトの閲覧、最新情報の収集、操作の実行を任せられます。選択肢を比較したり、ウェブサイトで複数の手順が必要なタスクを完了したり、作成中のページをレビューしたりできます。
ブラウザは、Web 版 ChatGPT と ChatGPT デスクトップアプリで利用できます。
ページの内容は、信頼できないコンテキストとして扱ってください。機密情報を共有したり、ChatGPT に操作を許可したりする前に、サイトと実行予定の操作を確認してください。
ChatGPT デスクトップアプリの組み込みブラウザでは、ウェブサイトやローカル Web アプリをユーザーと ChatGPT がチャット内で一緒に閲覧できます。ページをプレビューしたり、視覚的なフィードバックを残したり、ChatGPT にサイトの操作を代行させたりできます。
組み込みブラウザは、普段使っているブラウザとは別のプロファイルを使用します。 既存のタブやブラウザセッションは自動的に共有されません。 タスクにアカウントが必要な場合は、直接サインインできます。 設定 > ブラウザ を開くと、ブラウザデータや、 使用中のデバイスで利用できるプロファイルのインポート機能を管理できます。
ブラウザでダウンロードしたファイルは、既定ではシステムの「ダウンロード」フォルダーに保存されます。 設定 > ブラウザでは、別の保存先を選んだり、 システムの既定の保存先に戻したり、 ダウンロードの保存先を確認するをオンにしたりできます。
ChatGPT が Chrome、Edge、Brave、Opera、Vivaldi で開いているタブを操作したり、 普段使っているブラウザのプロファイルを利用したりする必要がある場合は、 代わりにブラウザ拡張機能を使用してください。
組み込みブラウザは、ツールバーから開くほか、URL をクリックしたり、手動で移動したり、 Cmd+Shift+B (Windows では Ctrl+Shift+B)を押したりして開くことができます。
アドレスバーからの検索
組み込みブラウザのアドレスバーに文字を入力すると、その閲覧履歴からページを探せます。一致するページを選択して開き直すか、履歴に一致するページがない場合は検索語句を入力して Google で検索してください。
組み込みブラウザには、専用のプロファイルと閲覧履歴があります。普段使っている Chrome プロファイルやほかのブラウザで閲覧したページが、検索結果に自動的に含まれることはありません。
閲覧履歴の管理
設定 > ブラウザ を開くと、組み込みブラウザの履歴を検索したり、閲覧済みのページを開き直したりできます。 組織で許可されている場合は、履歴の項目も削除できます。 閲覧データを削除 では、対象期間と、 削除する閲覧データの種類を選択できます。
この機能を利用できる場合、ChatGPT は現在のタスクに関連するページを見つけるため、閲覧履歴を検索する許可を求めることがあります。アクセスを許可する前に、リクエストを確認してください。閲覧履歴には、内部 URL、検索語句、その他の機密情報が含まれる場合があるため、そのコンテキストがタスクに必要な場合にのみ許可してください。
ブラウザでのコンピューターの使用
デスクトップアプリでは、「コンピューターの使用」機能により ChatGPT Work や Codex が組み込みブラウザを直接操作できます。選択した ChatGPT Work または Codex は、ページを開く、クリックする、入力する、レンダリングされた状態を調べる、スクリーンショットを撮る、ページ上で作業結果を検証するといった操作ができます。
ブラウザはデスクトップアプリに含まれており、自動的にインストールされます。
タスクで組み込みブラウザを使うよう ChatGPT または Codex に依頼するか、
@Browser で直接指定してください。
例:
Use the browser to open http://localhost:3000/settings, reproduce the layout
bug, and fix only the overflowing controls.すでに許可したサイトでない限り、ChatGPT はそのウェブサイトを使用する前に確認を求めます。 許可またはブロックしたサイトは、 設定 > ブラウザで管理できます。 ChatGPT は、情報の送信、購入、権限の変更、データの削除など、 慎重な扱いが必要な操作を行う前にも確認を求めます。 ChatGPT は組み込みブラウザでのファイルのアップロードを自動化できません。
ページ上の指示には、誤解を招くものや悪意のあるものが含まれる場合があります。ウェブサイトの利用を許可すると、ChatGPT はそのサイトを操作できるようになりますが、それによってサイトの内容が信頼できるようになるわけでも、すべての操作を承認したことになるわけでもありません。
ページのプレビュー
- アプリの開発サーバーを、統合ターミナルまたはローカル環境のアクションで起動します。
- URL をクリックするか、ブラウザで手動で移動して、ローカルルート、ファイルベースのページ、または公開ページを開きます。
- レンダリングされた状態を、コードの差分と併せてレビューします。
- 変更が必要な要素や領域にブラウザコメントを残します。
- 変更範囲を絞ってコメントに対応するよう、ChatGPT に依頼します。
例:
I left comments on the pricing page in the built-in browser. Address the mobile
layout issues and keep the card structure unchanged.ページへのコメント
レンダリングされたページでしか確認できないバグについては、ブラウザコメントを使って ChatGPT に具体的なフィードバックを伝えます。
- 注釈モードをオンにします。
- 要素をクリックするか、ドラッグして領域を選択します。
- コメントを入力して保存します。
- コメントへの対応を ChatGPT に依頼するメッセージをチャットで送信します。
コメントには、問題点と希望する結果を具体的に書くと効果的です。
This button overflows on mobile. Keep the label on one line if it fits,
otherwise wrap it without changing the card height.This tooltip covers the data point under the cursor. Reposition the tooltip so
it stays inside the chart bounds.スタイルに関するフィードバック
ページのセクションに注釈を追加する際、テキスト入力欄の横にある 調整 を選択すると、 スタイルに関するより細かなフィードバックを ChatGPT に伝えられます。 フォント、テキスト、間隔、色などの値を変更してページ上で結果をプレビューしてから、 目指す仕上がりをより明確にした注釈を送信できます。
ブラウザタスクの範囲の絞り込み
各ブラウザタスクの規模は、1 回でレビューできる範囲に抑えてください。
- ページ、ルート、または URL を指定します。
- 読み込み中、空の状態、エラー、成功など、確認したい状態を指定します。
- 変更が必要な要素や領域を正確に指定して、コメントを残します。
- ChatGPT の作業が完了したら、ページをもう一度レビューします。
- ローカルページを開く前に、開発サーバーを起動するか、その状態を確認するよう ChatGPT に依頼します。
リポジトリの変更については、レビューペインで変更内容を確認し、 コメントを残します。
開発者モード
開発者モードは、Chrome と組み込みブラウザで「コンピューターの使用」と併用できます。ChatGPT は制御された範囲で Chrome DevTools Protocol(CDP)にアクセスできます。JavaScript のプロファイリング、コンソール出力やネットワークトラフィックの確認、DOM や適用されたスタイルの調査、動作中のブラウザでの問題の診断に利用できます。
有効にするには、設定 > ブラウザを開き、
開発者モードの 完全な CDP アクセスを有効にするをオンにします。
組織がこの設定を無効にしている場合は、ローカルで有効にすることはできません。
管理者は、requirements.toml の [features] に
browser_use_full_cdp_access = false を設定できます。
これにより、完全な CDP アクセスが無効になり、
ユーザーは ChatGPT デスクトップアプリで対応する設定を有効にできなくなります。
完全な CDP アクセスによって、ブラウザ内部の機密情報が露出する可能性があります。ChatGPT は、完全な CDP アクセスを使ってウェブサイトを調査する前に、明示的な承認を求めます。承認する前に、サイト、タスク、要求されたアクセス内容を確認してください。
組み込みブラウザでは @Browser を使用します。Chrome で開発者モードを使うには、
Chrome 拡張機能をセットアップし、@Chrome を呼び出してください。
例:
This app is slow. Use @Browser to capture a performance trace and inspect
network traffic, then identify the bottleneck.ChatGPT Work によるウェブ上のタスクの実行
ChatGPT Work は、サインインが必要なサイトも含め、複数のウェブサイトにまたがるタスクを完了できます。
Work は、スマートフォンやノート PC のブラウザではなく、クラウド内の別のコンピューターで動作する専用のブラウザを使用します。
Web 版またはモバイル版の ChatGPT Work でタスクを開始すると、パソコンを閉じて席を離れても ChatGPT は作業を続けられます。Work は専用のコンピューターでウェブページの閲覧、クリック、入力を行い、インターネット上のさまざまなタスクを完了できます。依頼の内容に応じて、プラグイン、ブラウザ、またはその両方を使用する場合があります。
たとえば、ChatGPT は次のような作業を支援できます。
- DMV の予約枠を探して予約
- 公共料金のアカウントにサインインしてプランを比較
- 条件に合うアパートを探して保存
- ソーシャルメディアで競合を調査
- 会計ソフトで帳簿の締め処理
ChatGPT がアクセスできるウェブサイトは、ユーザーが管理します。ChatGPT は、予約や支払いの確定など、重要な影響を伴う操作の前に確認を求めるように学習されています。何らかの理由で ChatGPT が作業を進められなくなった場合は、モバイルとデスクトップのどちらからでも、ChatGPT のコンピューターの操作を引き継いで自分で操作できます。
認証が必要なウェブサイトに ChatGPT Work がアクセスする機能は、Plus と Pro プランのウェブ版およびモバイル版で利用できます。
利用可否はロールアウトの状況によって異なります。エンタープライズまたは Edu ワークスペースでは、ウェブサイトへのサインインは利用できません。
ChatGPT Work のコンピューターの仕組み
タスクにウェブサイトが必要な場合、ChatGPT は専用のブラウザを使ってページを移動し、情報を集め、オンラインで手順を実行します。
デフォルトでは、ChatGPT は新しいウェブサイトにアクセスする前に確認を求めます。リクエストを個別に承認するか、設定を変更して、タスクに関連するウェブサイトへのアクセスを ChatGPT が自動承認できるようにするかを選べます。ChatGPT Work は、予約のためにユーザーの情報を送信したり、支払いを確定したりするなど、重要な影響を伴う操作の前には必ず確認を求めます。
ウェブサイトへのサインイン
ウェブサイトでサインインが必要な場合、ChatGPT Work がサインインを求めます。認証が完了すると、サインイン済みのウェブサイトで作業を続けます。セッションは今後のタスクでも有効なまま維持されるため、毎回サインインする必要はありません。
安全なサインインフォームの利用
ChatGPT がユーザー名やパスワードを見ることはできず、モデルに表示されることも、モデルの学習に使われることもありません。ChatGPT はユーザー名やパスワードを保存しません。 設定 > クラウドブラウザ > ブラウザデータから、いつでもすべてのサイトの閲覧履歴をまとめて削除したり、サイトごとに削除したりできます。削除すると、対象のサイトからログアウトします。
ログイン画面に到達すると、ChatGPT は作業を一時停止し、認証情報と、必要に応じて 2 要素認証コードの入力を求めます。iOS では、対応するパスワードマネージャーを使ってスムーズにサインインできます。
ChatGPT が提供するサインインフォームを使ってください。チャットでパスワードを送信しないでください。

ウェブページでのサインイン
代わりにウェブページでサインイン が表示された場合は、これを選択するとクラウドブラウザで直接サインインできます。サインイン中はタスクが一時停止します。 完了 を選択して ChatGPT に操作を戻すか、リクエストをスキップまたはキャンセルします。
ChatGPT Work でのタスクの始め方
- ウェブ版またはモバイル版の ChatGPT を開き、Work でタスクを開始します。
- ChatGPT にしてほしいことを説明します。
- 求められた場合は、ウェブサイトへのアクセスを承認します。
- ウェブサイトでサインインが必要な場合は、自分で直接サインインします。
- 会話内でタスクの進捗を確認します。
- 結果をレビューし、重要な影響を伴う操作を承認します。
ブラウザを別途選択する必要はありません。ChatGPT がリクエストに基づいて、いつブラウザを使うかを判断します。
一部のウェブサイトはアクセスをブロックします。その場合、ChatGPT はユーザーに知らせ、可能であれば別の方法でタスクの完了を試みます。
セキュリティとユーザーによる管理
ChatGPT の設定で クラウドブラウザ を開くと、ウェブサイトの権限を管理できます。次のような選択肢があります。
- 常に確認:ウェブサイトへのアクセスリクエストを毎回手動でレビューします。
- 自動承認:ChatGPT がウェブサイトとタスクの関連性を確認したうえで、アクセスを自動承認します。
- 常に許可:追加のレビュー手順なしでウェブサイトへのアクセスを許可します。手間を最小限に抑えるために用意していますが、この選択肢は推奨しません。

ウェブサイトごとに許可またはブロックして、デフォルトの権限設定より優先させることもできます。
ChatGPT がウェブサイトへのサインインを求める前に、別のレビューモデルがサインインリクエストと情報の入力先を調べ、フィッシングや詐欺の兆候がないか確認します。また、プロンプトインジェクション、フィッシング、意図しない操作などのリスクを想定してエージェントをテストしています。
透明性を確保するため、ウェブサイトのアドレスとサインインフォームのプレビューが表示され、続行する前に実際のウェブサイトを確認できます。安全なサインインフォームに入力した認証情報はブラウザに直接送られ、モデルには表示されません。
プライバシーとブラウザデータ
ChatGPT Work のコンピューターは、ユーザーのデバイス上のブラウザとは別に動作します。独自の Cookie、ブラウザデータ、サインイン済みセッションを保持します。ChatGPT がタスクの実行中に使用する情報は、ユーザーが選んだ ChatGPT のデータコントロール設定に従って扱われます。これらの設定は、ウェブ版およびモバイル版の ChatGPT の 設定 > データコントロールで確認できます。
普段お使いのブラウザで開いているタブ、閲覧履歴、保存済みのパスワード、Cookie、拡張機能、既存のサインイン済みセッションは使用しません。
ブラウザデータを消去するには、 設定 > クラウドブラウザ > ブラウザデータ > すべて消去を選択します。これにより、ChatGPT Work のブラウザでサインインしているウェブサイトからログアウトするため、次回以降のタスクでは再度サインインする必要があります。

制限事項
- ウェブサイトへのサインインは、ワークスペースやロールアウトの状況によっては利用できません。タスクで未対応のサインイン方法が必要な場合は、その手順を自分で行うか、利用可能な別のツールを使ってください。
- 一部のサイトでは、自動化されたブラウザがブロックされたり、CAPTCHA が要求されたりします。そのようなサイトでは、ChatGPT がタスクを完了できない場合があります。
- クラウドブラウジングの利用可否は、プラン、ワークスペースの設定、ロールアウトの状況によって異なる場合があります。Free と Go を除く有料プランでは、すべての地域でクラウドブラウジングを利用できます。エンタープライズ管理者は、ワークスペースでクラウドブラウジングを有効にする必要があります。
ロールアウト期間中は、プランが対応していてもブラウザがすぐに表示されない場合があります。