メモリを使うと、ChatGPT と Codex は以前の作業で得た有用なコンテキストを、 今後の作業に引き継げます。 ChatGPT の Web 版では ChatGPT のメモリを使用し、 ローカルの Codex クライアントでは別のローカルメモリストアと管理機能を使用します。
チームで必須となるガイダンスは、AGENTS.md またはリポジトリにコミットしたドキュメントに記載してください。
メモリは有用な情報を思い出すための補助的な仕組みとして扱い、
常に適用すべきルールの唯一の情報源にはしないでください。
ChatGPT デスクトップアプリでは、/memories を使用して、チャットで
ローカルメモリを利用できるか、そのチャットを今後のメモリ生成に利用できるかを選択します。この機能の有効/無効は、
設定 > パーソナライズ で切り替えます。
ChatGPT のメモリは 設定 > パーソナライズで管理します。ChatGPT Work は、 アカウントとワークスペースで利用できるメモリ設定を使用し、 ローカルの Codex メモリストアやローカルメモリの管理機能は使用しません。
Codex CLI のインタラクティブセッションでは、/memories を使用して、
現在のチャットで既存のローカルメモリを利用できるか、そのチャットを今後の
メモリ生成の入力にできるかを制御します。コマンドを利用できない場合は、ローカルメモリの構成を
参照してください。
IDE 拡張機能は、接続先の Codex ホストにあるローカルメモリストアを使用します。 そのホストでメモリが有効になっている場合は、 Codex CLI と同じチャット単位の管理機能を使用します。
コンピューターの使用履歴は macOS 向けのデスクトップ機能で、 許可されたアプリやウェブサイトでのアクティビティから、 ChatGPT と Codex が参照できるメモリとタイムラインを作成します。
Codex のローカルメモリの仕組み
メモリを有効にすると、Codex は対象となる過去のチャットの有用なコンテキストを、 ローカルメモリファイルに変換できます。 Codex は進行中のセッションや短時間で終了したセッションを除外し、生成されたメモリフィールドからシークレットを除去します。 メモリはチャットの終了直後ではなく、バックグラウンドで更新されます。
チャットが終了しても、メモリがすぐに更新されるとは限りません。 Codex は、進行中の作業を要約してしまわないよう、 チャットが十分な時間アイドル状態になるまで待機します。
Codex のレート制限の残りの割合が設定されたしきい値を下回る場合、 メモリ生成のバックグラウンド処理がスキップされることもあります。 これにより、利用上限が近いときに Codex が割り当て枠を消費するのを防ぎます。
ローカルメモリの保存場所
Codex は Codex ホームディレクトリ配下にメモリを保存します。デフォルトの保存先は
~/.codex です。詳しくは設定と状態の保存場所を参照し、
Codex による CODEX_HOME の使用方法を確認してください。
主要なメモリファイルは ~/.codex/memories/ 配下に保存され、要約、
永続的なエントリ、最近の入力、過去のチャットから得た裏付け情報が含まれます。
これらのファイルは生成された状態データとして扱ってください。 トラブルシューティング時や Codex ホームディレクトリを共有する前に内容を確認できますが、 手動で編集することを主要な管理方法にしないでください。
チャットごとのローカルメモリ管理
ChatGPT デスクトップアプリと Codex TUI では、/memories を使用して、
現在のチャットにおけるメモリの動作を制御します。チャットごとの設定により、
現在のチャットで既存のメモリを利用できるかどうかと、
Codex がそのチャットを今後のメモリ生成に利用できるかどうかを指定できます。
チャットごとの選択内容は、グローバルなメモリ設定に影響しません。
ローカルメモリのレビュー
メモリにシークレットを保存しないでください。 Codex は生成されるメモリフィールドからシークレットを除去しますが、 Codex ホームディレクトリや生成されたメモリアーティファクトを共有する前には、必ずメモリファイルをレビューしてください。
ローカルメモリの構成
Codex のローカルメモリはデフォルトで無効です。ChatGPT デスクトップアプリで 設定 > パーソナライズ を開き、 メモリを有効にするをオンにします。
設定ファイルでセットアップする場合は、config.toml に機能フラグを追加します:
[features]
memories = true設定ファイルの場所とメモリ関連の全設定については、 設定の基本と構成 リファレンスを参照してください。
メモリ固有の主な設定は次のとおりです:
memories.generate_memories:新しく作成したチャットについて、 メモリ生成の入力として保存できるかどうかを制御します。memories.use_memories:今後のセッションにおいて、 Codex が既存のメモリを挿入するかどうかを制御します。memories.disable_on_external_context:trueの場合、MCP ツールの呼び出し、ウェブ検索、ツール検索など、 外部コンテキストを使用したチャットをメモリ生成の対象から除外します。 以前のmemories.no_memories_if_mcp_or_web_searchキーも、 引き続きエイリアスとして使用できます。memories.min_rate_limit_remaining_percent:メモリ生成を開始するために必要な、 Codex のレート制限の最小残存率を制御します。memories.extract_model:チャットごとのメモリ抽出について、 使用するモデルを上書きします。memories.consolidation_model:グローバルなメモリ統合について、 使用するモデルを上書きします。